西目屋村の乳穂ヶ滝(におがたき)までやってきました。
樹齢三百年を超える杉の木に囲まれた、この乳穂ヶ滝。
その名前は、冬の厳寒期になると稲の乳穂のように氷結することから名付けられたと言われています。
そして、この凍り方によってその年の作物の収穫を占うという習わしが、古くからあったそうです。
藩政時代には津軽の殿様が正月に使者を派遣するなど、津軽一帯の作物の豊凶を見定める手がかりとされてきました。
現在でも、冬場になるとたくさんの人が、氷結した滝を拝みにやってくるのだそうです。
境内を進んでいくと、滝の前