明治32年の開園以来、花の名所として知られ、四季を通して咲き誇る花々を眺めながら散策したり、ボート遊びもできる。4月中旬、蛇の鼻御殿に寄り添うように佇む枝垂桜は、しばし幽玄の世界へ引き込んでくれる。ゴールデンウィークは、ボタンの花が見頃を迎え、樹齢400年~500年のフジ棚は奥行80m、棚幅10mで甘い香りを漂わせ5月中旬が見頃となる。6月~7月、また秋の訪れとともに秋バラも開花。明治時代に植えられた数百本のカエデやモミジは、幹回り2メートル以上の大樹に成長したものもあり、秋になると鮮やかに色づきます。