極楽院跡

極楽院跡

極楽院は修験寺院で、中世には紀州熊野参詣の先達者であった。文亀3年(1503)の熊野勝達坊の「旦那売券状」によれば、極楽院は信夫郡北郷の信者を率いて参詣している。天文3年(1534)伊達稙宗の息子清三郎が極楽院に入嗣して以来、伊達家の庇護を受けた。