相馬中村神社

相馬中村神社

相馬家代々の氏神として崇敬されてきた相馬中村神社は、相馬三妙見社の一つで、天之御中主神を祭神としています。1611年相馬利胤が中村城を築城したとき、鎮守妙見宮を城内に祀ったのが始まりと伝えられています。社殿は、本殿・幣殿・拝殿からなる権現造の複合社殿となっています。全体的に建物は簡素ですが、要所に漆塗り、彩色、飾金具で飾り、寛永建立の正統的なもので、相馬地方を代表する建築です。本殿・幣殿・拝殿は昭和58年に国の重要文化財に指定されました。