主に冬期間だけ栽培されている津軽の伝統野菜。数名しかいない栽培者の方が今もなお秘伝の方法で栽培している。歴史は古く、津軽三代藩主信義公が大鰐で湯治した際には、必ず献上されたと言われている。また、寛文四年(1664年)の資料によると『「大鰐菜園所」より献上された「七種」(春の七草)には大豆もやしの上納が義務づけられていた』との記述も残されていることから少なくとも三百年以上の歴史があると考えられている。栽培方法は温泉熱を利用した昔ながらの土耕栽培で(もちろん無化学肥料・無農薬)種は門外不出の在来種。水道水は使