隠津島神社

隠津島神社

隠津島神社の発祥は古く、大同年間(806年)に平城天皇の勅願により弁天堂が建立され、神仏混淆の杜となり、以来、「木幡の弁天様」として歴世の国主、藩主、武将、さらには庶民にいたるまで厚い信仰を集め親しまれてきたが、天正13年(1585年)伊達政宗の兵火により、三重塔のみを残し、本社・末社のことごとくが炎上し焼土と化した。 現在の本殿・拝殿は二本松藩主丹羽長貴公の命により寛政元年(1789年)造営始めとなり、拝殿は寛政6年(1794年)5月竣工、本殿は12年(1800年)、実に12年もの歳月を要し4月竣功とな