享保の大飢饉に苦しむ農民を救った領主・松平出雲守通春公を称え、毎年3月第1日曜日に「商売繁盛・五穀豊穣・無病息災」を祈って行われる祭りです。
使用する大つつこは、氏子たちが作り上げたもので、大きさは、長さ約1.5m、直径約0.9m、重さ約800kgにもなり、中にはふかしたもち米が入っています。
祭りでは、中のもち米が“もち”に変わるほど激しくつつこを引き合います。
このもちを食べると1年健康で過ごせるといわれています。また、つつこに使われたワラを持ち帰ると縁起がいいとされています。
寒風の中男たちがつつこ