一里塚は今から約370年前の江戸時代に、当時の将軍徳川家康の命により全国の主要街道を改修した際築造されたものといわれています。一里塚は街道を行き来する際、距離を計る目安として、江戸日本橋を基点に一里(約4km)毎に築いたものです。須賀川の一里塚は、奥州道中(旧陸羽街道)に残る数少ないもので、東のものは径5m、西のものは径6mあり二基相対し塚形がよく保存されている点では奥州道中唯一のものであり、日本橋から59番目のものとされています。また、当時塚の上には榎【えのき】が植えられていたと伝えられ、街道を行き来す