樹齢100年を超える杉並木を抜け、130段の石段を登りつめると巨岩の洞窟に御本尊が安置された霊場が出現します。 大同2年(807年)、弘法大師が東北行脚の途中に護摩壇を築き、八溝山系に住む悪鬼を調伏祈願したのが山本不動の始まりで、以後、付近の住民は安堵な暮らしができるようになったと言われています。 公園を中心とした南北約5kmの渓谷は「奥久慈県立自然公園」に指定され、春に「しゃくなげ」「山桜」「岩つつじ」などが咲き、「キャンプ」「もみじ狩り」「松茸狩り」など、年間を通して豊かな自然を満喫できます。