霊山城跡

霊山城跡

霊山には、慈覚大師が開山した霊山寺が山頂にあり、南奥州の信仰の中心地としたと考えられています。 南北朝時代、北畠顕家が義良親王を奉じて霊山に立てこもった際、山頂に砦が築かれました。南北朝の合戦は霊山城や藤田城など伊達郡内でも行われ、霊山城は貞和3年(1347年)8月ごろ落城、霊山寺も全焼したといわれています。 ◎北畠顕家(1318-38)親房の長男。建武中興後、義良親王(後村上天皇)を擁し多賀国府に下る。鎮守府将軍として足利尊氏蜂起後は奥羽宮方の柱石となる。のち拠地を霊山城(福島県)に移すが、暦応元年、和