西山城跡

西山城跡

伊達氏の入部時の築城とも、8代目の政宗が籠城した赤館がそれであるとも伝わる中世の山城です。天文元年(1532年)頃に伊達稙宗が梁川からここに本拠を移し、同17年に子息の晴宗が米沢へ移るまで、陸奥国守護伊達氏の居城となりました。現在も石塁、空堀、枡形状虎口など、戦国時代の遺構を数多く残しており、平成2年(1990年)に国の史跡に指定されました。