毎年十一月第三土曜日の薄暮から宵にかけて須賀川牡丹園で行われます。 牡丹焚火は、天寿を全うした牡丹の古木を供養する行事で、歳時記の季語にもなっています。 焚き火の芳香が辺り一面に漂い、炎は次第に青紫色に変わります。 その炎を囲み、訪れた俳句愛好者は想い想いの句を詠みます。 牡丹の木から出るほのかな香りとともに、幽玄な雰囲気を漂わせる雅やかな行事で、平成十三年に環境省が選定した「全国かおり風景百選」にも選ばれました。
福島県
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