入金真綿

入金真綿

結城紬等の原料(全国のシェア90%が伊達市産)となる真綿で、慶長年間に製法が考案されました。 真綿とは、蚕の繭を引き伸ばし乾燥させたもので、白く光沢があり、柔らかく保湿に優れています。 入金真綿は特に良質な上繭だけを選別し、使用しています。 入金真綿の“入金”は、形がちょうど大判、小判の貨幣入れに似ていたことから生まれたといわれています。また、古来貴重品として、取引にあたっては前金または現金取引ですぐに入金していたためその名前がつけられたとも伝えられています。