常瑞寺

常瑞寺

源義経に従った佐藤継信・忠信兄弟の討死を北平山(泉崎村)で知った母が尼となり、草庵を建てたのが起源と伝えられます。その後文永6年(1269)、親鸞の孫の如信が、ここに念仏道場「大網奥之坊」を開基し、北関東および南奥州における初期浄土真宗の拠点としました。寛永4年(1627)、この地に如信の廟所を残し、初代白河藩主丹羽長重の命で白河城下の現在の場所に移りました。