女性南部杜氏が仕込む美酒!伝統を守る岩手の蔵元「廣田酒造店」

女性南部杜氏が仕込む美酒!伝統を守る岩手の蔵元「廣田酒造店」

岩手県紫波郡紫波町は米所として名高い地方で、国道4号を離れ広々と広がる田園風景の中に入ると「廣田酒造店」はあります。全国には女性杜氏は30人ほどいますが、その中の一人「小野美由貴」杜氏がこの酒蔵で日本酒の醸造を行っています。小さな蔵元ならではの機械設備に頼らない伝統の手法を守る蔵元を紹介します。田園風景が広がる紫波町は南部杜氏発祥の地。そこに佇む「廣田酒造店」(写真右下の青い屋根)創業は明治36年、「廣く多くの人々に喜ばれる酒」として『廣喜』(ひろき)という銘柄で紫波の地酒として親しまれてきました。紫波町は米所であり、上質の酒米も生産されています。また、写真の背景に広がる吾妻峰山麓の伏流水がこの蔵の醸造に利用されています、いい水と良い酒米の好条件が「廣田酒造店」には備わっているのです。広大な田園風景の中に廣田酒造店はあり、遠くからも望めるようにと屋敷の塀には手書きのサインが描かれています。文字通り紫波町の地酒店です。現在ではこの銘柄は『廣喜』(ひろき)という文字を用いて全国に出荷されています。「廣田酒造店」へは東北自動車道紫波ICを出て車で約5分、JR東北線紫波中央駅より車で約7分です。立派な構えの旧家が廣田