赤字もネタにひた走る!三陸鉄道「こたつ列車」で手作り感満載のふれあいの旅

赤字もネタにひた走る!三陸鉄道「こたつ列車」で手作り感満載のふれあいの旅

岩手県の東沿岸、三陸地方のリアス式海岸を南北に縫うように走る赤字路線が「三陸鉄道」です。北端の久慈駅から南下し宮古駅までを走る北リアス線、釜石駅から南端の盛駅までを走る南リアス線に分かれています。北リアス線だけの冬季限定イベント列車、三陸の冬を走る「こたつ列車」。その魅力や、運行を支える駅員さんやボランティアの皆さんの、心温まるおもてなしの工夫をご紹介します。赤字経営の三陸鉄道こたつ列車は、冬季間に運行されるイベント列車。平成28年12月17日(土)〜平成29年3月26日(日)の土日祝日および平成29年1月3・4・5日に運行します。席の予約は乗車日の1か月前から(毎年ほぼ同時期に運行されます)。往路にあたる久慈駅発は12:13発。宮古駅までの1時間41分ののんびり旅です(1日フリー乗車券2,500円、指定席料金500円)。お弁当もこたつ列車の醍醐味なので一緒に予約をお勧めします。お弁当の予約は久慈駅発だけなのでご注意を。跨線橋を渡り車両とご対面。ホームではレトロな車両がお客様も乗車を待っています。個性的なのは、通常の外観では四角いだけの車両ではなく、なんと屋根の上にさらに越し屋根があるところ。越し屋根とは、民