人類最古の宝石!「上山琥珀工芸」で“人魚の涙”久慈原産琥珀に出会う

人類最古の宝石!「上山琥珀工芸」で“人魚の涙”久慈原産琥珀に出会う

琥珀は人類最古の宝石と言われ、古代ヨーロツパでは「人魚の涙」「太陽の宝石」と呼ばれていました。日本において琥珀といえば久慈琥珀、日本産の琥珀のほとんどはこの久慈市とその周辺で産出されています。現在も唯一、久慈原産琥珀を専門に産出・販売している上山琥珀工芸をご紹介します。上山琥珀工芸は社長自ら秘密の山奥にある坑道で琥珀採掘をしており、お店は奥さんと店員さんが販売に立つというスタイル。もし男性が店頭に立っていたらそれは社長!(写真の方)シャイで優しい方なので是非声をかけてあげてください。世界の琥珀と比較してみると、バルト産琥珀は約4500万年前、ドミニカ産琥珀は約2500万年前。久慈産琥珀は約8500万年前で、恐竜の生息した時代の地層から採掘される世界でも最も古いものです。映画『ジュラシック・パーク』で恐竜の血液を吸った蚊の化石から恐竜のDNAを抽出するシーンがあり、このシーンに琥珀が登場しています。まさに太古のロマンですね。傍らのショーケースには贅沢にも琥珀が山のように詰められており、その中に浮島のごとく巨大な琥珀が鎮座しています。琥珀は樹液でできているので重そうに見ええる大きさですが全然重くないんです。でも、