岩手から江戸時代の武家町へ時空旅行!「金ヶ崎町 城内諏訪小路」を歩く

岩手から江戸時代の武家町へ時空旅行!「金ヶ崎町 城内諏訪小路」を歩く

岩手県南部にある「金ヶ崎町 城内諏訪小路」は、江戸時代の武家町のたたずまいを今なお残す、国選定の重要伝統的建築物群保存地区です。迷路のような小路には、非公開のものも含め13の屋敷が立ち並び、見事な景観を作り上げています。武家屋敷を引き立てる田園風景や、豊かな自然も美しく、散策好きには特におすすめ。岩手観光の穴場的スポットです。今回は数ある名所から5つ厳選してご紹介します。白糸まちなみ交流館は、地域街づくりの拠点や観光案内所となっている施設です。建物は、当時の建築様式がきれいに保存されていた旧高橋家を再生して作っています。そのため館内では、土間や居間(でい・なかま)といった、古き良き日本家屋の様子が広がります。道が入り組んでいる金ヶ崎町城内諏訪小路を迷わず歩くには、白糸まちなみ交流館を拠点にするのがおすすめです。ここから少し右に進んだところにある「表小路」という小路から反時計周りに歩くと、スムーズに見どころを周れますよ。また、7日前までに予約すれば、白糸まちなみ交流館の施設スタッフが、保存地区の案内もしてくれます。白糸まちなみ交流館から表小路を5〜6分歩いたら、木造の大きな門が見えます。ここが大松沢家庭園の入口