岩手県久慈にある国内唯一の琥珀博物館で太古の世界を垣間見よう!

岩手県久慈にある国内唯一の琥珀博物館で太古の世界を垣間見よう!

岩手県北部の沿岸部にある久慈地方は、国内最大の琥珀産地。そして久慈市郊外にある久慈琥珀博物館は、国内唯一の琥珀博物館です。そんな久慈琥珀博物館は、琥珀を使った芸術作品や化石などを見ることができるだけでなく、かつて使われていた採掘坑道を歩いたり、琥珀のアクセサリーを作ったりすることなどもできてしまう施設なんです。では、琥珀を見て、触って、感じに出かけてみましょう!緑いっぱいの静かな森の中にたたずんでいる久慈琥珀博物館。そこにある久慈地方で採掘された琥珀は中生代白亜紀後期、約8,500万年前のなんと恐竜時代のもの。宝飾品などに使われている琥珀としては世界で最も古い年代の琥珀なのです。様々な色や形や大きさの琥珀を見ることができる他、世界的にも貴重な絶滅種の昆虫が含まれる昆虫化石を見ることもでき、琥珀はまるで太古の世界を閉じ込めた天然のタイムカプセルのようですね。久慈産の琥珀は、海外のものに比べて大型品が多く産出する特徴があります。写真の琥珀大団塊はなんと10キログラムを超える大きさ。ものすごい存在感があり、つややかに輝いていて大変美しい琥珀の塊です。長い年月をかけて形作られた琥珀は、近寄るだけで大地のパワーをわけて