レトロな建築にカフェも併設・岩手「もりおか啄木・賢治青春館」

レトロな建築にカフェも併設・岩手「もりおか啄木・賢治青春館」

歌人の石川啄木と詩人・童話作家の宮沢賢治が青春時代を過ごした場所、岩手県盛岡市。岩手公園(盛岡城跡公園)に程近い場所には、明治後期に第九十銀行として建設されたレンガの建造物があります。現在では国の重要文化財として指定され、レトロな雰囲気の漂う館内は、二人の偉大な文学者を顕彰する施設となっています。今回は、盛岡散策の休憩にピッタリなカフェも併設した「もりおか啄木・賢治青春館」を御紹介致します。岩手公園(盛岡城跡公園)のほど近くにあるレトロな雰囲気を漂わせる建物。もともとは第九十銀行(だいくじゅうぎんこう)の本店本館として1910年(明治43年)に竣工したものです。現在では、盛岡で青春時代を過ごした年齢差10歳の二人の文学者、歌人・石川啄木(いしかわ たくぼく、1886年〜1912年)と詩人・童話作家の宮沢賢治(みやざわ けんじ、1896年〜1933年)を紹介する「もりおか啄木・賢治青春館」として利用されています。石川啄木と宮沢賢治、それぞれが約10年を過ごした岩手・盛岡で、一度に二人の軌跡を辿れる素敵なスポットです。入場無料で、一回が初版本や資料が並ぶ“常設展示室”、二階は企画展やコンサートも行われる“展示ホー