宮沢賢治ゆかりの地巡り・盛岡「いーはとーぶアベニュー」

宮沢賢治ゆかりの地巡り・盛岡「いーはとーぶアベニュー」

宮沢賢治の童話『注文の多い料理店』。その新刊案内の広告に“イーハトヴ”は、一つの地名で著者の心の中に様々な情景と一緒に実在したドリームランド、日本岩手県である、との主旨が掲載されています。盛岡駅の北東には、その名称に因んだ「いーはとーぶアベニュー」。宮沢賢治ゆかりの民芸品店「光原社」や本屋を始め、“宮沢賢治像”や“モニュメント”など見所いっぱいの材木町商店街のメインストリートを御紹介致します。盛岡駅の東側には雄大な北上川の流れ。その上流には岩手山が聳え、盛岡を代表する景観を望めるビューポイントとして北上川には幾つもの橋が掛かっています。その一つ“旭橋”を渡ると「いーはとーぶアベニュー」。詩人・童話作家の宮沢賢治にゆかりのある材木町商店街のメインストリートです。「いーはとーぶアベニュー」に入ると最初に目に留まるのが“宮沢賢治像”と“石座(いしざ)”のモニュメントです。宮沢賢治(1896年〜1933年)は岩手県花巻市に生まれ、盛岡中学校(現在の盛岡第一高等学校)、さらに全国初の高等農林学校(現在の岩手大学農学部)で勉学に励みます。13歳から24歳までの多感な時期を、こちら盛岡で過ごしたのです。“宮沢賢治像”の座っ