“カッパ捕獲許可証”を忘れずに!岩手遠野「カッパ淵」で伝説を検証する旅

“カッパ捕獲許可証”を忘れずに!岩手遠野「カッパ淵」で伝説を検証する旅

カッパ(河童)といえば、川や池、沼などに棲み、陸上も歩行する「妖怪」をイメージするかもしれませんが、カッパには未確認動物であるという考え方もあり、江戸時代の書記などによると目撃談が記されています。そんな妖怪でもあり、未確認動物でもあると言われるカッパが、岩手県遠野市にある「カッパ淵」に生息していると言い伝えられています。もし遭遇したら、捕まえてみたいと思いませんか?頭に皿、クチには短いくちばしがあり、相撲が好きで、力が強いけれど、頭のお皿が乾くと力を失ってしまう、キュウリが大好きな妖怪「カッパ」。昔話にも登場するので、ご存じの方は多いのではないでしょうか。岩手県遠野市にあるカッパ淵もカッパの伝承地のひとつ。民俗学者「柳田國男」の書いた『遠野物語』によると、カッパ淵にはカッパが多く住み、人々を驚かしたという伝説があります。カッパ淵のある常堅寺には、火事にあった際にカッパが火消しをしてくれたという言い伝えもあります。遠野市の街を歩いていると、いたるところにカッパのオブジェやイラストがあり、街全体がカッパのムードに包まれています。かつては目撃情報もたくさんあったそうで「ひょっとしたら遭遇するのでは?」と予感せずには