年間20万人以上が来訪。岩手県花巻市「宮沢賢治記念館」

年間20万人以上が来訪。岩手県花巻市「宮沢賢治記念館」

「雨ニモマケズ 風ニモマケズ」と始まる文章を自らの手帳に書き付けた宮沢賢治。没後にその手帳が発見され、1934年“岩手日報”に掲載。誰もが一度は聞いた事のある言葉が世の中に広まる瞬間でした。『銀河鉄道の夜』、『風の又三郎』、『注文の多い料理店』など今なお子供から大人まで多くの人々に愛され読み継がれる作品の輝き。宮沢賢治の生涯と共に豊かな自然に囲まれた岩手県花巻市「宮沢賢治記念館」を御紹介致します。岩手県花巻市矢沢にある「宮沢賢治記念館」は、1982年(昭和57年)に岩手山や早池峰山が望める標高183メートルの胡四王山(こしおうざん)に開館。花巻市の人口は約10万人ですが、「宮沢賢治記念館」は全国から年間20万人以上も来場者が訪れる必須の観光スポットでもあります。2015年(平成27年)4月には展示リニューアルが行われ、さらにその魅力が増しました。東北新幹線の“新花巻駅”から2キロ、車で3分、また東北本線の“花巻駅”から8キロ、車で15分という立地。両方の駅からこちらまでのバスが運行されているので、アクセスも安心で観光者に嬉しい環境が整っています。宮沢賢治(1896年〜1933年)は岩手県稗貫郡(ひえぬきぐん)