三陸鉄道は駅も魅力的!笑顔とアート溢れる「南リアス線・盛駅」

三陸鉄道は駅も魅力的!笑顔とアート溢れる「南リアス線・盛駅」

2011年の東日本大震災で壊滅的な被害を受けながらも、国内・海外からの多くの支援により2013年には盛−吉浜間が、そして2014年4月5日には盛−釜石間全線が開通した三陸鉄道南リアス線。その36.6キロの区間には11の駅があり、その中には鉄道ファンならずとも訪れたくなるとても魅力的な駅があります。今回は、南のターミナル駅「盛(さかり)駅」をご紹介します。大船渡市の花にちなんだ「椿の里」の愛称で親しまれる盛駅。その可愛らしい駅の看板は「三陸鉄道スマイルいわて盛駅」。この名前は、岩手日報、河北新報、福島民報の3社が手を取りあって被災地に笑顔の花を咲かせ、その笑顔を全国に広げようと立ち上げた「すまいるとうほくプロジェクト」によって付けられました。とっても元気がもらえる看板ですね。待合室の壁には、たくさんの有名人の色紙や観光地のポスター、地元の病院の看板などがところせましと飾られていてローカル色たっぷり。その周りを彩るひまわりは、すまいるとうほくプロジェクトにより飾り付けられました。この待合室にはイスとテーブルがあり、地元の方や旅人と震災や復興のこと三陸鉄道のことなど、談笑しながら列車に乗るまでの時間を過ごすのはとて