岩手「花巻新渡戸記念館」D号券五千円札の肖像・新渡戸稲造のルーツを辿る

岩手「花巻新渡戸記念館」D号券五千円札の肖像・新渡戸稲造のルーツを辿る

1900年アメリカである書籍が出版されます。英語で書かれた日本人の著作『Bushido, the Soul of Japan』。邦題『武士道』、新渡戸稲造の著作です。“太平洋のかけ橋”として世界で活躍した新渡戸稲造を生んだ背景には兵法、学問に優れた新渡戸家の武士の血脈。岩手県「花巻新渡戸記念館」では、稲造の祖父・傳、父・十次郎が従事した東北地域での土地開発を中心にその功績が紹介されています。岩手県花巻市にある「花巻新渡戸記念館」は、東北地方の新田開発に貢献してきた新渡戸家の功績を顕彰し、また関係する花巻の偉人たちが紹介されています。常設展示室とは別に、新渡戸稲造に焦点を当てた企画展示室もあります。東北新幹線・新花巻駅から車で約5分、東北本線・花巻駅からは車で約15分の場所にあり、広々とした駐車場も完備。新花巻駅の4番のりば、花巻駅の2番のりばからは、バスも運行しているので公共交通機関でのアクセスも安心です。緩やかな勾配を持った大地に、アゼリアの花と稲穂が添えられ“新渡戸稲造・父祖ゆかりの地”と刻まれた石碑。芝生広場や池、木々などを楽しみながら前庭の小道を進んで「花巻新渡戸記念館」へと向いましょう。1590年(