上飯岡念仏剣舞

上飯岡念仏剣舞

元亀3年に志和御所、斯波詮元の侵略に遭い、この地の館主飯岡庄太郎高好の一族が滅亡の悲運に見舞われた。そして夜な夜な飯岡氏の定紋を打った武者の亡霊が成仏できぬ悲しみを訴え幽鬼となって彷徨して里人を悲しませていたが、三回忌に祈願を念め伝承の念仏剣舞を奉納したところ鎮まったとされる。今は14日長善寺供養が行われるほか、新盆の家などに呼ばれ追善供養の舞を捧げる。また面を付けずに、念仏を唱えながら舞う。