南北朝の戦乱期、難を逃れて陸奥へきた長慶天皇が、片田舎で食糧か尽きた折り、お供の赤松某が農家からそば粉とゴマ、塩を手に入れて鉄かぶとで焼いて差し上げたのが起源とか。後におやつや主食として南部地方に伝えられました。南部せんべいは小麦粉をこね、ゴマをまぶして型に入れ堅く焼き上げたもので、淡白のうちにもゴマと塩の味で独特の風味があり、かむほどに味が出てくる素朴なものです。
岩手県
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