湯川温泉

湯川温泉

永承元年(1046)発見。奥羽山脈の真ん中,小鬼が瀬川の流れをはさんで旅館が建ち並ぶ典型的な湯治場。下流の出途ノ湯とその上の中ノ湯,奥ノ湯からなり,いずれも湯量が豊富で泉質もそれぞれ異なる。昔から岩手,秋田両県の農民の湯治場として知られ,自炊兼用の旅館もある。神経痛,リウマチ療養の長期滞在者が多い。