多賀神社

多賀神社

承元(1207~1210)の頃、源氏の武将の家臣「木村太郎三郎」が武士の生活を捨て、近江の国の多賀大明神に御神剣を奉じ、御神体を持って諸国修行に当地を訪れ、山津田から平渡に向かい竜川を渡ろうとして神剣を流失し、村人の協力で竜川の淵から探し出し、小祠を建て「明神」として祀った。のち、村が展けてから「近江明神」とよび村の名を「御明神村」と呼ぶようになった。代々別当職を務める木村氏は木村太郎三郎の直系。境内にある老杉は1600年を経ていると言われている。