漆器

漆器

奈良時代の神亀5年(728)に開山したと伝わる浄法寺町の天台寺で、寺僧が作った什器が起源といわれています。下地作りでは、23もの工程が繰り返される堅牢で艶やかな塗りは、黒塗りと朱塗りとシンプルが主流です。浄法寺塗りのお椀は、木地はみづめを使用し、漆は地元で採れた浄法寺漆をふんだんに使い肌触りのよい仕上げの器です。