建久2年に南部家の祖光行公が、初めて甲斐国から陸奥国に転住になった時に連れてきた舞師の遺した型が、山岸獅子踊りの流儀であり、太鼓踊り系に属した踊りである。盛岡城完成の際、シシ舞を舞わせたのが盛岡におけるシシ踊りの始まりである。唄の節はどこかさんさ踊りに似通ったものがあり、カシラの揺れと相まった、甘く哀調を持った調子が特徴的。
岩手県
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