昔、安倍氏の時代、八幡太郎義家が安倍貞任・宗任を征伐すべく、黒川の高陣山に陣取っていました。その守りは堅く、攻めあぐんでいた関東武士は、その士気を鼓舞するために夜を通して踊りあかしました。戦いがすんだ黒川地区の住民はそれを見習い、家内安全、五穀豊穣の祈願をこめて踊り続けてきたのが、この踊りの始まりといわれています。したがって、動作の激しい踊りですが、時代と共に獅子踊りや剣舞、田植え踊りを組み入れたりして踊り方も変化してきましたが、よく伝承されて現在にいたっています。
岩手県
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