石川啄木歌碑

石川啄木歌碑

「不来方のお城の草に寝ころびて……」岩手公園は啄木が学んだ盛岡中学のすぐ近くに当たり,彼は教室から逃げ出し,ここで文学の夢を結んだ。「病のごと思郷のこころ湧く日なり……」盛岡最初の啄木歌碑であり,啄木の代表的歌集「一握の砂」の中の「煙」の巻頭作品である。26年の短い生涯のうち文学に夢をはせ、恋に目覚め、新婚生活を送り、最も華やいだ青春時代を過ごした盛岡にはゆかりの地が多く、啄木の歌碑が多数点在する。