石橋鎧剣舞

石橋鎧剣舞

石橋鎧剣舞は、阿修羅系の仮面をもつ鎧剣舞です。平泉高館に滅ぼされた源義経の亡霊退散の故事に由来しており、およそ135年前の慶応年間に石橋・田代・長岩の青年有志が六郎峠を越え上有住檜山地域に通い伝授されたものと言われています。舞は、七稚子(ななつご)・五ヶ棒・中踊り・おんべこ踊り・なぎなた・捲立(まきたて)・高舘(たかだて)・浪(なみ)合わせ・回向(えこう)の9つからなります。ササラが2面あるのが特徴です。踊り手は10名で、これに囃し方がつきます。大船渡の代表的な民俗芸能として貴重です。