御堂観音堂(天台宗北上山新通法寺正覚院)

御堂観音堂(天台宗北上山新通法寺正覚院)

大同2年(807年)坂上田村麻呂の草設、一族了慶の開基と云われ、また八幡太郎義家が前九年の合戦の際、御堂を建て千手観音を祀ったところと云われている。宝暦8年(1758年)堂が焼失すると、ときの南部藩主利雄公が宝暦13年堂宇の復元をしたと棟札に記されている。現在の堂は昭和43年焼失、同45年再興のものである。また境内には、北上川の源泉(弓弭(ゆはず)の泉)がある。