門中組虎舞

門中組虎舞

鎌倉時代、末崎泊里浜の麻腐島に神輿・祭器などを積んだ船が漂着。 地元の人々は、後にこれを泊里熊野神社に奉納した。その1つの獅子頭をもって、 獅子舞を奉納すると、「悪魔を払い、五穀豊穣、大漁の霊験あらたかなるものあり」と、門之浜・中井両地域の氏子たちがその獅子頭の形をとり「虎舞」と改め、現在に至る。 獅子頭につけた幕には、3人ほどが入り、肩車などをしてアクロバティックな演技を行う。 東日本大震災の津波で装束や伝承館が被災したが、伝統を絶やさぬよう一日も早く虎舞を復活し、地域の元気を取り戻そうとしてい