中井沢気仙甚句

中井沢気仙甚句

気仙甚句は、気仙地域に伝わっている数少ない民謡の一つで気仙地方で歌い踊られていますが、中井沢に伝わる甚句が「元囃子」といわれています。「遠島甚句」の同類で、古い姿のものは最初に「ハァー」をつけず、囃子言葉もなく、すぐ唄いだす。祝い唄として唄われているものもあるが、詞型は七・七・七・五で、終わりの五に「ホニ」を入れ、七にして唄う甚句の定型である。