趣のある二つの鳥居を越え、水のせせらぎと鳥の声を聞きながら進んだ先にあるのが、15メートルの高さから静かに落ちる不動滝です。不動滝は右側の滝を男滝、左側を女滝といい、その中間の岩窟に不動尊が祀られていることから不動滝の名で親しまれています。古来より五穀豊穣・不老長寿の神水として地元の人たちに信仰されてきました。この不動滝の清く澄んだ水と優れた水環境は、岩手の名水20選にも選定されております。寒い日が続くと、滝の水が凍ることもしばしば。冷たくピンと張り詰めた空気の中、静かに凍りつく滝の姿もまた、神秘的です。